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旧五十嵐家住宅 保存の会

旧五十嵐家住宅について
建物の概要
釧路市内で工務店を営んでいた故五十嵐一雄さんが、戦後間もない昭和24年に自邸として建築したものです。ご本人亡き後、平成11年には取り壊しが検討されましたが、このことを知った石川郁代さんが住宅を買い取り、元のデザインを壊さぬように補修工事を行い現在に至ります。平成14年には釧路市都市景観賞を受賞。室内は「機能的かつ斬新でモダンなデザイン」で、先人の知恵や工夫が込められた和洋折衷の住宅です。令和2年8月に国の登録有形文化財に指定されました。

見どころ その二
漆喰塗のシックな室内
柔らかな光が入るしっとりと落ち着いた空間です。

見どころ その一
昭和24年の造作システムキッチン
氷を入れて使用する冷蔵庫や換気扇(フード)が組み込まれたモダンなシステムキッチン。食器棚も完備され、シンク下の木扉にはスパンドレルで換気口が設けられるなど細部までよく考えられた現代でも通用するような素敵なキッチンです。

見どころ その三
空間を彩る調度品の数々
所有者である石川さんが選びぬいた調度品が建物のデザインと相まって素敵な空間を作り上げています。ぜひご堪能ください。(写真の切り絵は以前個展をされた切り絵作家 竹本万亀さんの作品です。)

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